2 回目の喜界島訪島

130度線・小野津漁港 – 喜界島を見つける指標

毎日、テレビで流れている天気予報。
雨模様を示したり、気圧の関係を天気図で示したり。

その天気図で必ず掲載されているのが、経線と緯線。
縦横に走っている線が、経線と緯線だ。
そして、九州西端を縦に走っているのが東経 130 度線である。

この線の上に、喜界島はある。

橙色に輝く 130 度線。

130 度線の上に喜界島があるということは、喜界島の中に 130 度線の走る場所があるということだ。

早速、行ってみた。

おお。
これが 130 度線か。
橙色に輝いている。

そういえば、小学生の頃にこんな話をしたことがあった。

「赤道って本当に赤く見えるの?」

確か、小学校 3 年生くらいのことだったと思う。
友人たちと 「見える!」 「見えない!」 と散々話し、最終的に担任の先生に聞きにいった記憶がある。

今となっては、聞かなくても答えを判ってしまうが、当時はそんなことでも好奇心が満たされていた。

話を戻す。

東経 130 度線が、「本当に」 橙色に輝いているわけではない。誰でも判る。
誰かが正確に計測し、線を引いた。
それが、この橙色の線だ。
真っ直ぐに、海岸まで続いている。

この写真の先に見える石碑。
これは、子午線モニュメントだ。

この裏側は、こんな感じ。

この地点から北に 425km 行くと、熊本県天草市下島鶴崎に到達する。

青いグラデーションの続く、小野津漁港。

この地点から少し歩くと、グラデーションの綺麗な港に出る。

砂浜に鎮座する岩 (もしかしたら一部は珊瑚?) が、ほどよい存在感を放っている。

どうやら、割と最近になって整備されたようだ。
遊歩道も含めて、綺麗なはずである。

130 度線に立ち寄り、海風に当たりながら遊歩道をゆっくりと散歩する。
とても贅沢な時間の使い方だ。