なぜだろう。
喜界島を訪れたら、この場所には必ず来たいと思ってしまう気がする。
ベタな表現だが、青い空、青い海、遠くに見える地平線。
この大パノラマの壮大な景色は、見る者を虜にする力を持っている。
今日の空は、とても青かった。
前回の訪島時にはあまり恵まれなかった天気も、今回は見事に晴れていた。
空はとても青かった。

写真の人物は隠してある。ご了承を。



この日は、周りを散策。
今回は、展望台近辺も散策してみた。
緑深い近辺も、「百之台」 の一環である。

海抜を記した石碑。



駐車スペースのある側から、展望台を中心にして反対側には、緩やかな斜面が広がっている。
辺り一面、緑の芝生に覆われている。
他に人がいなかったので、思う存分に転がった。

斜面を下って少し歩くと、海を見渡すベンチがあった。

緑と青の色が、とても美しい。

近くに東屋のようなものがあった。


中は苔むしていて、趣がある。
南国独特の樹木が多く生息する。

海を見渡せるスポットがいくつもある。
存分に散策を楽しみ、帰路についた。
リラックスモードへのスイッチとして。
個人的な話で恐縮だが、「雑多な都会」 を忘れて南国の世界に浸るためには、私の場合、何日間かを要することが判った。
飛行機を降りて、「はい、すぐに切り替え」 とは、私の場合にはいかないようだ。
今回、「南国モードへの切り替え」 に、百之台の景色は大きな助けをくれたと思う。
この景色をみてしまうと、東京に残してきた仕事のことなどは、言葉を選ばないで言えば、どうでもよくなってしまう。
漠然とした表現で恐縮だが、「地球ってすごい。」 って本心から思えたりする。
よく、テレビで世界の絶景特集といった企画をやっているが、世界に目を向けなくても、日本にも素晴らしい景色はある。
そんなことを、再認識してしまった。
空と、海と、緑とに力をもらって、気持ちがリラックスすると同時に、何かがチャージされたような気がした。