初めての喜界島訪島

喜界空港 – 管制塔のない飛行場

島巡りから妻の実家への帰り道、買い物ついでに、喜界空港裏の海岸を訪ねた。
ここの海も、やはり、エメラルドグリーンに輝いていた。

管制塔がなくて、いかにして着陸するのか。

喜界空港には、管制塔がない。
そういえば、行きの飛行機でも、客室乗務員がこんなことを言っていた。
「この飛行機は、条件付きフライトです。パイロットの判断で、喜界島には着陸せず、奄美空港に引き返すことがあります。」
ほうほう。パイロットの判断で。
ん?管制官の判断ではないのか?
私は妻に訊いてみた。

「パイロットの判断って何?」
「あー。喜界空港には管制塔がないから。」
「おほほー!なんじゃそりゃ。」
つまり、着陸するもしないも、パイロットの判断だけで決まるということか。
「着陸するかしないかは、どうやって決めるのかねー?」
「ええと。あの丘が見えるか見えないからしいよ。雲とか霧で隠れてたらアウト。」
「お。見える。着陸決定じゃん!」

そんなこんなで、飛行機は無事に着陸したのだった。

ちょうど、離陸する飛行機が。

我々が買い物ついでに喜界空港裏に着いたとき、ちょうど飛行機が飛び立とうとしていた。

滑走路の端に着き、滑走態勢に入る。
プロペラが「バラバラバラバラ」言っているが、まだ走り始めない。
うーん。どうした。
霧が晴れて、丘が見える瞬間を待っているのか。

10 分 くらい待って、飛行機はようやく滑走を始めた。
無事に飛び立ったようだ。
なかなか見応えのある場面を見させてもらった。