喜界島ドットコム 【ソテツ巨木 - 喜界町一番を誇る南国の木】

ソテツ巨木

ソテツ巨木 - 喜界町一番を誇る南国の木

ソテツは、裸子植物ソテツ科の常緑低木。
「南国ムード」 を出すために、よく使われる素材だ。

そのソテツ。
喜界島には至るところに生息しているが、その中で最も大きなもの。
それが見られるというので、行ってみた。

緑茂る中に、佇む。

その場所に辿り着いて、まず最初に目に入るのが、案内看板。
「盆栽に適します。」 の言葉に、(ほほぅ) と思う。

ソテツ巨木の案内看板


早速、ソテツ巨木への道を上がる。
上がる、と言っても、看板の横に既に見えている。
全貌は見えないが、何やら巨大な木があるのが判る。

ソテツ巨木への道


そして、見えたソテツ巨木がこれ。

ソテツ巨木

写真では巧く伝わらないかもしれないが、本当に大きい。


ソテツの生育は、とても遅い。
これほどまでになるには、とても長い時間を要するだろうと思う。

ソテツのすごいところは、樹高 8m 以上にもなっても移植ができてしまうほど、強健な生命力を持っているということである。

喜界島のこのソテツ巨木が移植可能かどうかは判らないが、ソテツには、もの凄い力があるということだ。


ソテツに近づき、表面をみてみる。

ソテツ巨木の表面

ごつごつしているが、何となく温かみのある、不思議な感覚を得る。
このソテツはきっと、喜界島の歴史を長い間みてきているのだろう。


私の実家には昔、大きなケヤキの木があった。
本当に大きく、とてつもない存在感を放っていた。

秋には大量の葉を落とすため、皆で一生懸命に掃除をした。
その葉を使った焚き火で焼いたさつまいもの美味しかったこと。

夏には、緑豊かなその姿で、道行く人の心を和ませてくれた。


ソテツやケヤキに限らず、長い年月を生きた木々は、人の心を豊かにしてくれるように思う。
スタジオジブリ映画 『となりのトトロ』 でも、山の中に立つ大きな樹が、トトロの住処として大きな役割を果たしていた。

これからもこのソテツは、喜界島の人たちと生きていくことだろうと思う。
そして、そのように願う。

ソテツ巨木

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2 回目の喜界島訪島

ソテツは食用か

種子にはサイカシンを含み有毒であるが、でん粉分も多いので、皮を剥ぎ、時間をかけて充分に水で晒し、発酵させ、乾燥するなどの処理をすれば食用になる。沖縄では飢饉の際や戦時中にソテツを食料としてしのいだとの伝承があるが、毒にやられて苦しむ人が出て「ソテツ地獄」という言葉がうまれた。与論島でも戦後8年して本土復帰してからの数年は島民の生活は大変貧しく、ソテツの種子で飢えをしのいでいた。その様子も「ソテツ地獄」といっている。グアム島など、ソテツでん粉を常食している住民がいる地域では筋萎縮性側索硬化症やパーキンソニズム痴呆コンプレックスの比率が高いと言われる。[1]

また、鹿児島県の奄美大島でも、サゴヤシのように幹からでん粉を取る伝統がある。また、種子から取ったでん粉を加工して蘇鉄餅が作られた。微生物による解毒作用を利用して無毒化された蘇鉄味噌はあんだんすーの原料にされる。

水にさらす時間が不十分で毒物が残留していたり、長期間食したため体内に毒素が蓄積されるケースが多く報告されている。あくまで他の食料が乏しい時の救飢食として利用されたのであり、素人が安易に試すのは避けるべきである。

引用:
ソテツ
フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2008年6月4日 (水) 20:03